ガイアの夜明けというテレビ番組があります。中国上海の様子が紹介されていました。
「新型コロナウイルス 感染者0を達成」と言うニュースは聞いていましたが、それがどうやって達成できたか、強く理解することができました。端的に言えば、徹底されていたのです。
銀座のような繁華街でも、品川のようなビジネス街でも、タワーマンションのような住宅街でも、マスクは当然として手袋や服装どころか政府主導での強烈な行動制限が、感染者0を実現していたというお話でした。
「三密を避ける」「不要不急の外出をしない」というのが私たちが聞いている標語のようになっていますが、中国では「早期発見」「早期隔離」「早期診断」「早期治療」という4早が中国の基本方針だそうです。
どこに行っても行動履歴をとることが義務づけられ、ビッグデータに基づく判断がないと行動制限がされます。その中心にあるのは、ICTです。
番組の最後に、「中国のやり方が最善というわけではない。それぞれの国であったやり方を」とアナウンスがされています。たしかにその通りだろうとも思います。
しかし、私は、あらためて私たちは学ぶということについて反省をし、貪欲になることが必要だと感じました。
- ICTを使いこなす
- 実施は徹底的に
この二つを自らが行うことが、これからの指針になるだろうと感じました。