年齢が50歳を超えまして、これまで行ってきたことをできるだけ多くの方に伝えたいと思うようになりました。もちろん自分の会社経営もしっかりやる必要があるのですけれども、特に32歳で初めて起業してからの試行錯誤とそこから得たものを、できるだけ多くの方に伝えたいと思っています。
昨年になりますけれども、いま、エルブズという会社経営で大変お世話になっております 石黒先生、小川先生に相談し、大阪大学で少しアントレプレナーシップについてお話しさせていただくこととなりました。
こういうお話を書くと、ピカピカの経歴ですね!とか言われることがあるのですが、実際には、ドサ回りのような、どぶ板あらいのような、地道な、しかも、膨大な、倒れるような作業の山をただただ処理していた、そんな印象さえ拭えません。
きっと経営者としての才能は、さして無いのでしょうが、その間に、時代はどんどんと変わり、私よりもずっとお若い方がベンチャー界隈で成功されていきました
試行錯誤の中で、私が2016年までにたどり着いたのが、エルブズという会社で提供するサービス「御用聞きAI」です。当時のブログには、天命を知る」なんて書いております。
ここまでたどり着く中で、いろいろなことがありました。先ほど書いただるまちゃんのかこたけし先生から見れば、まだまだ比べることも無礼な、若輩者ですが、私は私の身の丈でがんばってきました。そんなことを、大学生の皆様にお伝えしたいなと思う次第です。
考えてみると、東京大学で研究員をやって以降の大学での講義なので、少しさじ加減を忘れてしまっているかもしれません。が、私なりの伝え方で、お伝えしたいと思います。