東京オリンピック エンブレムの件に限らず、判断が難しい知的財産についての紛争は多々あると思います。これだけコンピュータが出回り、ツールが便利になり、世界中の情報が簡単に閲覧できるようになった世界では、なおのことでしょう。日本から遠く離れた異国の地で、まったく同じアイデアが、同時期に生まれることもあるでしょうし、それを知らずに数年経過してしまうこともあるでしょう。
そんなことをどうやったら防げるのか?なのですけれども、私は、二つあると考えています。
一つは、できるだけ多くの作業を公にすることです。
他の人に真似されてしまうこともあるのですが、真似するよりも真似されるほうが、法的なリスクは少ないと考えます。ある程度方向性が決まったら、ツイッターや、Facebookで、なにかそれらしきことをつぶやくのもいいですし、ブログでプロジェクトを公開することも良いでしょう。そうすることで、タイムスタンプが明確になり、また仲間も新しくできるかもしれませんので、大きなメリットがあると考えます。
もう一つが、たくさんの人に愛されること。
どんなプロジェクトであろうと、ロゴであろうと、愛されないものは、長く続きません。奥様やお子様、ご両親に見せてもいいですし、仲間に伝えてもいいかもしれません。
身近な人たちに愛されるプロジェクトにするのが、とても大切なことだと思います。
もちろん、すべての作業を公にすることはできないかもしれませんし、世の中のすべての人に愛されるプロジェクトなんてものはないかもしれません。私の意見を極論に取らず、少し生活の中でエッセンスとして入れていくと、トラブル回避になって、気持ち良く仕事ができるのではないかなと、感じました。
公にすること、たくさんの人から愛されること
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