定款がほぼ出来上がってきたので、ちょっと気になった記述
「印がついた公証役場では定款の電子認証が受けられます」
ほう・・・どんなものだろうと思って聞いてみました。まとめると
- 認証手数料は変わらず5万円
- 収入印紙4万円が不要
- 別途手数料が数千円かかる
- ICカードリーダが必要
- PDFを書き出せるソフトが必要
- Windowsが必要
- 公的認証の電子証明書が必要
とのことでした。まったくなんだかチンプンカンプン・・・です。チンプンカンプンなのは、私の能力が低いのかもしれませんが、公証役場でも、他の公的機関でも、実はわからないのです・・・と言われることが多かったです。「わかります!」と自信をもっておっしゃってくださる方は、皆無でした(笑)
が、ここは、もう経験ということで、調べてみました。
公的認証の電子証明書 = 住基カード
早い話が、住基カード、住民基本台帳カードです。
マイナンバー制度が導入される今となっては、すでにオワコンですと言われているようですが、2015年の今、確定申告でe-Taxとかやろうとすると必要になります。ほとんどの市町村で同じだと思うのですが、諸般の事情で千葉県八千代市さんの住民基本台帳カードについてまとめておきます。
- 顔写真付きとないものがある
- 非接触ICカード
- 電子証明書を書き込むことができる
- 電子証明書は、有効期限3年間
- 4桁のパスワード
- 電子証明書の再発行/インストールは500円
- パスワードの再設定は無料
- マイナンバー制度が導入された後は本当に廃止されるらしいが、その効力は残るらしい
電子証明書が3年間の有効期限ですので、注意が必要です。たとえば確定申告で使うe-Taxは、この電子証明書で本人確認をするようなので、千葉西税務署さんに聞いたところ「e-Taxから電子証明書の更新をする必要がある」と指摘をうけました。ここでは、e-Taxは関係なので割愛しますが、電子証明書の更新をする際には、e-Taxの個人の識別番号を覚えていないとダメらしいです。
で、住基カードに話が戻りますが、顔写真付きのものがおすすめのようです。というのも顔写真付きのものであれば、電子証明書の有効期限を市町村で確認ができるようです。私の場合には、2014年の最初の頃に電子証明書を保存しているっぽいので、そのままで大丈夫そうです。
ICカードリーダ
ソニーさんのパソリというICカードリーダを購入した記憶があるのですが、もう2年も前なので、どっかにおいちゃって見当たりません。もったいないので、探そうかとも思ったのですが、値段を見ると3000円弱なんですね。
しかもここ2年くらいまったくアップデートされていないので、まぁ、このまま同じものを購入してもいいのかなと思っています。毎回使うわけではないので、誰かにちょっと借りちゃってもいいのかもしれません。Macを使っている方にはちょっとばかしショックですが、このパソリ、Windowsだけでしか動作しません。が、私の場合、VMware fusion上のWindowsで、パソリが使えています。いくつかのソフトウェアをインストールするとSuicaのデータなんかも見れるようになるので、多少便利かもしれません。