MacでPythonを触っている時には、brewとかだったのですが、AWSで、Python、Djangoを使おうかなと思ったりすると、yum が必要になってくるのですよね。yumってのは、パッケージ管理システムで、rpmとかと同じようなものです。はるか昔のLinux Distribution Fedora coreから使われるようになったパッケージ管理システムなんですね。せっかくなのでyumのコマンドについて、あらためてまとめておこうかなと思います。
- install パッケージをインストール
- update パッケージをアップデート
- check-update アップデート可能なパッケージを確認
- remove パッケージをアンインストール
- list インストール可能なパッケージの一覧を取得
- search 指定したキーワードが含まれるパッケージを検索
- info パッケージの情報を表示
とりあえず、AWSのEC2インスタンスにログインして、check-updateでもしてみてください。
$ yum check-update
読み込んだプラグイン:priorities, update-motd, upgrade-helper
amzn-main/latest | 2.1 kB 00:00
amzn-updates/latest | 2.3 kB 00:00
aws-apitools-common.noarch 1.1.0-1.9.amzn1 amzn-updates
aws-cfn-bootstrap.noarch 1.4-7.1.amzn1 amzn-updates
cloud-init.noarch 0.7.6-2.5.amzn1 amzn-updates
gpgme.x86_64 1.4.3-5.15.amzn1 amzn-updates
python27.x86_64 2.7.9-4.115.amzn1 amzn-updates
python27-configobj.noarch 4.7.2-7.15.amzn1 amzn-updates
python27-devel.x86_64 2.7.9-4.115.amzn1 amzn-updates
python27-libs.x86_64 2.7.9-4.115.amzn1 amzn-updates
python27-setuptools.noarch 12.2-1.30.amzn1 amzn-updates
time.x86_64 1.7-38.9.amzn1 amzn-updates
tzdata.noarch 2015b-1.33.amzn1 amzn-updates
tzdata-java.noarch 2015b-1.33.amzn1 amzn-updates
yum.noarch 3.4.3-137.57.amzn1 amzn-updates
yum-metadata-parser.x86_64 1.1.4-8.12.amzn1 amzn-updates
いくつかアップデートがあることがわかります。すべて一度にアップデートをしたいなと思ったら、
$ sudo yum update
とします。あとは、自動的にパッケージがアップデートされていきます。サーバを運用する場合には、yum updateを一日一度夜中に動かしている会社さまもいるようです。まずは、ターミナルで、yumにも慣れるといいかもしれないですね。