今一度店舗というリアルについて考える

早いもので、もう一昨年になりますが、リアルな店舗でいろいろと実験を行いました。なかなかうまく行かなかったことも多いのですけれども、最近になってその時に試したかったことが、より明確になって見えてきました。
当社のサービスのひとつである 「青山 天使のしふぉん」 がゆっくりと確実に成長しているからです。じっくりなのですが、確実に成長しています。その成長がなぜ起こるのか、それはたったひとつ、「ネットの中のリアル」だからだと感じています。
一昨年は、チラシや店舗としての活動をしておりましたが、昨年は一切そのような活動はしていません。ネットオンリーなのです。しかし、店舗はリアル。ここでふと思ったのですが、ネットショッピングで、
「見て触れないから、ネットで買うのは怖いよね」
「やっぱり見て触れて、買いたいよね」
「持って帰ってくるのって重いよね」
って思いますよね?私は、今もその傾向があります。だとすると、
「店舗で見て、その店舗にある端末で発注して、商品は後から自宅に届く」
とかで、いいのではないかと思い始めたわけです。車で買い物に出かけた際は、送料を取られたくないのでその場で持ち帰りにしますが、それでも水とか重いものは持ち帰るということに億劫に感じることがあります。で、あれば、
ネットのためのリアルがあっていいのではないか
そんな気持ちになってきました。青山 天使のしふぉん の店舗は極小店舗で、場所もわかりにくいのですが、都内で、表参道が最寄り駅で、閑静な住宅街、そして中に入ると私達なりの世界観ができています。
ネットのためのリアル
それが、今の私の考えです。