求めていることは意外とすぐそこにある

ずっとずっと昔のことなのですが、会社経営の中で、取締役間の意識をあわせることをうまくやるにはどうやればいいのか、ということについて悩んでいました。この件は、具体的に書いてもいいくらい時間が立ったので、書いてしまうと某大企業にお勤めの社外役員の方との意識合わせがまったくうまくいっていませんでした。忙しい、まぁ、それはそうでしょうけども、ほとんどコミュニケーションはとれていなかったと思います。その方からすれば「なりたくてなったわけではない会社の役員なんてめんどくさい」という態度にわたしには見えました。やりたくないなら、やらない方がいい!というほど、ニッポンの大企業は甘くはなく、すくなくとも表面上は「ヨロコンデ!」とにこやかに軽やかに動かないといけないのです。で、事情はさておき、とにかく役員会とかに来ないわけですよね。飲み会には来たりします(笑)
参ったなぁ、、、と思って、なにげに手にした商法の本に、「取締役会は最低3カ月に1回開催し、議事録を作成する必要」なんて書いてあり、お!やっぱり!なんて思ったのを覚えております。商法をお知らせし、その後は、3ヶ月に一度という条件をみたすように取締役会をやることができました。もっとも極めて形式上の取締役会で、まったくもってよろしくなかったことは言うまでもありません(笑)
ちょっと話を戻して、ここ数日で似たような事がおきました。具体的にここに書くことはできないのですけれども、ちょっとしたことでとある資料を拝読し、頭の中にあったモヤモヤがパァーッと晴れた、そんな状況になりました。気がついてみると、それは普通に足元にあり、遠くあったわけではないのですよね。
自分の夢を実現する過程でいろんなものを探したりするわけですが、いままで読んだ本にさらりと書いてあったり、いままでなにげに話していた人がキーマンだったり、灯台下暗し、そんなことって多いんだなという、お話でした。