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Registerのお話

レジスターと言ってもお会計をする機械のことではありません。【言語学】 言語使用域のことです。いわゆる言葉使いとでもいいましょうか、言葉のTPOというものです。上流階級の方々の集まりや、ビジネスのパーティ、カジュアルなご近所付き合い、友人同士など、言葉にはそれぞれぴったりくるトーンがあるのですけれども、それが、この registerなんですね。
で、今日、ちょっと前からやっているラジオ英会話で、このregisterの話が出てきました。日本語及び日本の文化には、年齢に関してのregisterがあって、年上、年下かで話す言葉を変えるというお話でした。一方で、欧米では、めったに ” How old are you? ” とは聞かないと紹介されていました。子供の場合、伸びしろがあるということで聞かれることもあるようですが、18歳以上くらいからは年齢は聞かないそうです。
ふと思い出したのは、先日のTED。あるお若い方がコンサルで儲けたけど年齢を一度も聞かれなかった、子供なのに。という話でしたが、これは優秀だったからというよりも、文化的に聞く必要のないポイントだったのだなと、腹落ちしました。
ということで、文化も学べる、ラジオ英会話、かなりおすすめでございます。