そろそろMacのターミナルで、viを使っているという表現が自分で気になってきたので、念のため。
viとvim
特にviとvimを区別する必要も今となってはありませんが、一応wikipediaに書いてあることを復習します。
vim -wikipedia
上記に書かれているように、
- 多くのOSにviというコマンドが用意されていて
- viのエイリアスとしてvimが起動していることが多い
状況です。Macも上記どおりになっているOSのひとです。
まずは、viコマンドを使って、viまたはvimのバージョンを確認してみましょう。
$ vi --version
VIM - Vi IMproved 7.3 (2010 Aug 15, compiled Aug 16 2012 15:12:57)
次に、vimコマンドを使って、vimのバージョンを確認してみましょう。
$ vim --version
VIM - Vi IMproved 7.3 (2010 Aug 15, compiled Aug 16 2012 15:12:57)
同じバージョンであることがわかりました。さらにviの実態がどこにあるのかをみてみましょう。
$ which vi
/usr/bin/vi
viの実態が、/usr/bin配下にあることがわかりました。先ほどのコマンドで、viというコマンドがvimを指し占めているにもかかかわらず、実態はviになっているのですね。ちょっと不思議ですよね。そこで、
$ ls -l /usr/bin/vi
lrwxr-xr-x 1 root wheel 3 10 19 14:44 /usr/bin/vi -> vim
と表示されます。同様にvimにls -lをしてみると、vimがフルパスで表示されます。この違うから、viは、やはりvimのエイリアスということがわかります。
以上のことから、Macにおいては、
- Macには、viもvimもインストールされている
- Macは、viというコマンドを叩いても、vimが起動される
- vi,vimとも /usr/bin/ 配下にある
となるわけです。
viとvimが同じものということで、少々安心出来ましたが、このあとは、MacVimについて検討をしていきます。