走り続けるということ

小さい頃から車が好きでした。父は一時期、車の修理工をしており、たくさんの車に乗せてもらいました。

大学に入り、自分で運転するようになると、さらに車が好きになりました。

今でも変わらず、大好きです。

自由に走れる喜びを感じながら、日本全国を旅してきました。年間6万キロ以上走ったこともあり、40都道府県を巡り、アメリカでも長い距離を運転しました。

どの思い出も、私にとって大切なものです。

今月、私は目の手術を受けることになりました。一定のリスクがあるため、もしかすると、もう運転ができなくなるかもしれません。それでも、これまで走り続けてきた道のりが消えるわけではありません。むしろ、これからは別の形で「走る」ことを続けていこうと思っています。

車の運転は、単なる移動手段ではありません。私にとっては、運転そのものが大切な時間であり、人生の一部です。万が一、もうハンドルを握ることができなくなったとしても、その想いは変わりません。

これからも、心の中で旅を続け、違う形で新しい景色を見つけていきたいと思います。

形は少し違いますが、これからも人生の「運転」を続けていきます。

また車の運転できる日が来ることを願って。

大好きな車たちへ、ありがとう。