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飛行機のエンジンが止まる

私は、出張に行くときには、朝一番の飛行機に乗ることが多いです。2019年1月17日も朝一番の便で大阪に向かいました。座席はエコノミーの一番前、5Aという席でした。窓際ですね。午前7時30分ごろ、予定通り着陸態勢に移り、順調に着陸をしているようにみえました。滑走路に降りて動いているときに「ガコン」と音がして、電気が消灯、非常灯のようなものが付きました。遠くから「ピーピーピー」という電子音が聞こえていましたが、なんだかわかりませんでした。
滑走路の途中に完全に止まってしまった機体は、いつもと違う位置だというのはわかりましたが、それがどういうことかわかりませんでした。しばらくして、機長からのアナウンスが入ります。「着陸時に両方のエンジンが止まり、今、自走できない状況である。しかし安全であり、牽引車が来るので待ってほしい」という趣旨でした。アナウンスの間中、機長の声とともに、けたたましくなるピーピーピーという電子音が聞こえ、その時に初めて、さきほどの電子音がコックピットから流れてきていたものであることがわかりました。
その後、しばらく待っていると、牽引車、いわゆるトーイングトラクターが現れ、なんだかわいわいがんばっているように見えました。
あとからニュースなどで知るのですが、2本ある滑走路のうちB滑走路で止まってしまったようです。閉鎖された時間は、約40分。登場している乗客は109人ということでした。その中のひとりが、私、ということですね。
その時の動画をいくつか公開しました。




その後、飛行機を降りた後も、交通が大混乱で、タクシーが長い行列でした。結局、予定されていた打ち合わせには、間に合わず1時間30分遅れとなりました。関係者の皆様、申し訳ございませんでした。
こういう大きなトラブルが起きた機体に乗っていたのは初めてですが、やはり怖いですね。
以下、朝日新聞さんの記事のリンクです。
https://www.asahi.com/articles/ASM1K3GHKM1KPTIL00N.html