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開発 コミュニケーションをどう考えるか

アジャイル開発やウォーターフォール型の開発、広くはUMLなんかも含めて、開発方法論が必要なことは議論の余地はないと思うのですよね。特に大きな開発になればなるほど、ある一定のルールが必要になるかと思います。仮に自由に!と決めたとしても、その「自由」ってのがルールだったりもしますので。
さて、先日、某サービスについて取材をさせていただく機会がありました。素晴らしいプロジェクトで、技術的な観点で驚くことが多かったのですが、開発の手法についても驚くことがありました。それがコミュニケーションです。ただコミュニケーションとして十分な意識をしていたわけでもないようですし、ましてや開発方法論として整理していたりもないのですね。人によるところが多いということになるのですが、それをある程度の知見として整理できたらいいなと思いまして、少し調べておりました。
そこでふと拝見したのが、納品のない受託開発で話題にもなっているソニックガーデン 倉貫さんの資料です。

納品のないに続き、今度は、管理のない、がキーワードになっているようですね。

「管理」をなくせばうまくいく from Yoshihito Kuranuki
私が経営する青山ファームという会社でも、ずいぶんと前から、社員一人一人に完全に任せることができるようになってきているのですけれども、かなり難易度は高いものでした。上記の資料でも書かれておりますが、
  • 上場とかスケールとかを目指さない
  • セルフマネジメントをする
  • 給料よりも時間を重視する

などの工夫、人によっては、注意点となりうるくらいのことが書かれていますよね。これらのことを読んでいくと、いきつくところ、日本の昔ながらの中小企業というか、町の工場のおやじさんとかを思い出します。
幸せってなんなんだろうねぇ、とかというのも含めて、考えてしまいます。
私は私の中で、少し違った形で会社経営を通じて表現していきたいなと思います。まぁ、会社経営は結果で表現します。